遺言書を書いてから、もう3年前になるだろうか。
親が残した遺言書を見たことを期に、私も遺言書を書くことにした。
下書きを含め三度ほど書き直した。
書くたびに涙がこぼれた。
遺言書を書いて時間が経つにつれ気持ちが穏やかに過ごせているように思う。
私が亡くなってももう憂いはない。
ある意味、私は既に余生に入っている状態なのだろう。
私が亡くなった後、残された者が裁判沙汰になるとよくないと思った。
金融資産は遺言書がなくても法律で分割されるが、不動産は綺麗にはわかれない。
遺言書で不動産の相続を決めておけば、相続税が掛からない範囲内で相続人の固定資産取得税は掛からない。
自筆の遺言書は亡くなった後、家庭裁判所で遺言書として認めてもらわなければ有効ではない。
不動産の名義人変更は、家庭裁判所で認められた遺言書を持って、法務事務所に行って不動産の名義人変更をする必要がある。
結構手間が掛かるが、固定資産取得税を払わないとならないことを考えると仕方がない。
面倒だと思うが粛々とやってほしい。
遺言書を書いて、初めて親が私と会っている時の気持ちが分かるようになった気がする。
私はとても愛されていたのだと思う。
そして私も子供をとても愛している。
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